ニュース速報
ビジネス

ブラジル最高裁、Xのサービス即時再開承認

2024年10月09日(水)07時55分

 ブラジル最高裁判所のデモラエス判事は10月8日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる短文投稿サイトのX(旧ツイッター)のブラジルでのサービスの即時再開を承認した。写真は、最高裁の映ったスマホと、Xのロゴ。8月30日、ブラジリアで撮影(2024年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[ブラジリア 8日 ロイター] - ブラジル最高裁判所のデモラエス判事は8日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる短文投稿サイトのX(旧ツイッター)のブラジルでのサービスの即時再開を承認した。

デモラエス氏は「ブラジルでのXのサービス再開に向けた全ての要件が文書化された」と述べた。

Xは8月終盤以降、ヘイトスピーチ規制やブラジルにおける法定代理人の指名に関連した裁判所命令に従わなかったとの理由でサービスを停止されていた。

マスク氏は当初、裁判所の命令を検閲と批判し、デモラエス氏を「独裁者」と呼んで全面的に対決姿勢を取っていた。その後、特定アカウントのブロック命令を履行し、法定代理人選任や制裁金支払いに応じるなど協力的な態度に転じた。

デモラエス氏は8日、ブラジルの通信規制当局が24時間以内にXの回線復活が可能となるよう作業しなければならないとの判断を示した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

24年度の米財政赤字、コロナ禍以降で最大に 議会予

ビジネス

米ボーイング、資金調達を検討 投機級転落回避へ=関

ビジネス

FRB利下げ、労働市場の強さ維持する狙い=ジェファ

ビジネス

ブラジル最高裁、Xのサービス再開許可
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 2
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決闘」方法に「現実はこう」「想像と違う」の声
  • 3
    ハマス奇襲から1年。「イランの核をまず叩け」と煽るトランプに対するイスラエルの「回答」は
  • 4
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 5
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
  • 6
    「11年に一度」のピークが到来中...オーロラを見るた…
  • 7
    住民仰天! 冠水した道路に「まさかの大型動物」が..…
  • 8
    大型ハリケーン「へリーン」が破壊した小さな町...20…
  • 9
    ジョージア撤退を仄めかすロシア ...背景には、ウク…
  • 10
    米副大統領候補対決はハリス陣営の負け。ウォルズが…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 6
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 7
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 8
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 9
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 10
    羽生結弦がいま「能登に伝えたい」思い...被災地支援…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 6
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 9
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
  • 10
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感.…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中