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スウェーデン電池ノースボルト、事業拡大見直しで新工場用地売却

2024年09月09日(月)10時15分

 9月6日、スウェーデンの電池メーカー、ノースボルトは、成長計画の見直しに伴い、事業拡大予定地の同国中部ボルレンゲの工業用地を売却することで合意したと発表した。写真は同社のロゴ。2018年6月、ストックホルムで撮影(2024年 ロイター/Esha Vaish)

[コペンハーゲン 6日 ロイター] - スウェーデンの電池メーカー、ノースボルトは6日、成長計画の見直しに伴い、事業拡大予定地の同国中部ボルレンゲの工業用地を売却することで合意したと発表した。

買い手のボルレンゲ市は同日、この用地を5億スウェーデンクローナ(4900万ドル)で購入し、敷地の3分の1はデータセンター建設を計画している企業に売却すると明らかにした。

ノースボルトは2022年、ボルレンゲにある古い製紙工場の買収で合意し、これを新しいギガファクトリーにする計画を示した。生産能力は100ギガワット時を上回り、最大1000人の雇用を見込んでいた。

当時、新工場は主要顧客からの500億ドル超の注文に応じる上で重要な役割を果たし、稼働開始は2024年後半と説明していた。

ノースボルトは6月、工場計画の見直しを発表。7月には生産の遅れやドイツ自動車大手BMWの注文取消しなどを受け、拡大計画を見直すために戦略的検討を行う方針を示していた。

ロイター
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