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中国証券監督当局、空売り規制を強化 株券転貸抑制など
2024年02月06日(火)15時40分
2月6日、中国証券監督管理委員会(証監会)は、空売り規制強化の一環として、株券転貸を抑制すると発表した。写真は証監会のビル。北京で2021年7月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京/上海 6日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(証監会)は6日、空売り規制強化の一環として、株券転貸を抑制すると発表した。
また、買い入れと同じ日に株式を売却する投資家への貸し株を禁止し、空売りを利用した違法な裁定取引を取り締まるとも表明した。
証監会は、証券会社が株券を借り入れて空売りをする顧客に貸し出す「転融券」業務の規模拡大を認めないと説明。既存の業務は徐々に清算されることになる。
また、証券会社に対し、顧客の取引行動に対する監視を強化するよう求めた。
中国の規制では、株式を購入した当日に売却することはできないが、借株を利用してルールを回避する投資家もいる。