ダイエット資格「ダイエットアドバイザー」取得が性別や年齢問わず必要とされる理由

＜ダイエットは健康への意識が高まっている現代では、美を目指す女性だけではなく男性からも関心を持たれている。ただし正しい知識をもって行わないと逆に健康を損なう恐れもある。ダイエット資格とともに紹介する＞

ダイエットとは

ダイエットと聞くと、体重を落とし細くなることだと考えるひとは多いだろう。「ダイエット（Diet）」という言葉は、「生活様式」「生き方」を意味するギリシャ語「diaita」に由来するといわれており、本当の意味は「健康を取り戻す」という意味である。またダイエットの意味を英語辞書で調べると、「規定食」や「日常の食べ物」と記載されている。もともとは糖尿病などの病気を患ったひとに、健康を取り戻してもらうために行った食事療法が起源になっているのだ。

昨今では、ライフスタイルや嗜好の変化などにより、ジャンクフードやレトルト食品、脂の多い料理を頻繁に食べる人が増えている。またリモートワークやデスクワークで運動不足になり消費カロリーを摂取カロリーが上回ることで、消費しきれなかったカロリーが脂肪として体に溜まりやすくなっているケースもある。日々の生活のなかで気づいたときには太ってしまっていた、ということもあるだろう。

美しいスタイルを目指すひとも、肥満やメタボリックシンドロームに悩むひとも男女・年齢問わず、ダイエットは必要とされている。

ダイエットへの間違った認識

ダイエットを決意し、「体重を落とし細くなる」ことを目指し無理な食事制限を行ってしまう事例は多い。しかし正しいダイエット方法をとらないと、本来目的とすべき健康を阻害してしまう可能性がある。例えば食事の量を極端に減らすと、脳が「飢餓状態にある」と危機感を覚え、体にエネルギー源となる脂肪をできるだけ体内に蓄えようとしてしまう。そのため脂肪がつきやすい体へと変化し、一時的に体重が減っても長期的にみれば太りやすい体になってしまうこともある。

またダイエットによる栄養不足は、免疫力の低下を招くこともある。ホルモンバランスを崩し、女性の場合は月経不順や無月経のリスクもある。体だけではなく精神的にも影響が大きい。無理なダイエットは精神的に不安定になることもあるのだ。

もちろん体の不調につながってしまうのは極端な例だが、生半可な知識でダイエットしても効果的とは言い難い。本来の目的である健康的な体を作るために、ダイエットに不可欠なのは正しい知識だ。健康的に痩せるための食事メニューのレシピ、おやつの考え方、サプリメントの取り入れ方など食ひとつとっても幅広い。

ダイエットの資格とは

ダイエットについて学ぶなら独学ではなく資格取得という目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座であれば、勉強することで日本生活環境支援協会（JLESA）の「ダイエットアドバイザー」と日本インストラクター技術協会（JIA）の「シェイプアップインストラクター」が取得できる。