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映画監督
ニューズウィーク日本版『映画監督』に関する記事一覧
貧富を「高低差」で描いた『パラサイト』は、黒澤明の『天国と地獄』から生まれた?
<丘の上の豪邸を見上げるスラム街の若者──『パラサイト 半地下の家族』で格差の暗喩に高低差を使ったポ...
コン・ユ&パク・ボゴム主演の話題作『SEOBOK/ソボク』のイ・ヨンジュ監督に聞く
<人類初のクローン人間と余命宣告を受けた元情報局員の運命を描く韓国映画『SEOBOK/ソボク』のイ・...
『翔んで埼玉』が悔しいほど痛快な理由──ギャグとテンポ、そして実名の威力
<邦画だけでなくテレビドラマも含め、日本の表現分野はとにかく実名を隠す。実話がベースでも組織や個人の...
そこまで見せるか...マスコミの「恥部」を全部さらすドキュメンタリー『さよならテレビ』
<視聴率に固執する報道番組の裏舞台、正社員と派遣社員の格差、権力監視をめぐるディレクターやプロデュー...
石井聰亙『シャッフル』は特別で別格──走るチンピラと追う刑事、全力疾走の舞台裏
<デビュー直後の武田久美子とプロデューサーの荒戸源次郎以外は、みなほぼ無名。準主役の刑事を頼まれた僕...
三谷幸喜の初映画『ラヂオの時間』は完璧な群像劇だった 隠された毒が深みを生む
<微量な毒やメッセージがあってこそ有効に機能する場合があり、この法則は舞台も映画も変わらない。三谷の...
蔓延する憎悪と殺戮 パレスチナで突き付けられる「傍観者でいいのか」という問い
<イスラエル・パレスチナ問題──これまでにも多くの日本人監督がこのテーマに向き合ってきたが、『傍観者...
『ゆきゆきて、神軍』の原一男が、誰にも撮れないドキュメンタリーを発表できる訳
<この作品を地上波で放送することは、当時も今も難しいだろう。ただしそれは、明確なルールに抵触している...
26歳の僕を圧倒した初ジブリ体験、『風の谷のナウシカ』に見た映画の真骨頂
<観終わってしばらくは席から立てなかった──「火の七日間」はどんな戦争だったのか。腐海や王蟲、巨神兵...
女相撲×アナキスト 『菊とギロチン』に見る瀬々敬久の反骨
<時代と国家と良識にあらがい、自由を希求する──瀬々の志を体現する女たちとテロリスト集団の計画は失敗...