ブラックマンデー越えもあるか?トランプ関税ショックはこれからが本番
How Trump tariffs shock compares to worst stock market crashes in history
◾️世界金融危機(2008年)
サブプライム住宅ローン危機や大手証券リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに2007年から2009年にかけて下げ相場となり、主要な株価指数がいずれもピーク時から50%以上下げた。
2007年10月から2009年3月までの間にS&P500は57%、ダウ平均は54%、ナスダック総合指数は56%下落した。
◾️パンデミック暴落(2020年)
2020年3月、新型コロナウイルスのパンデミックに対する不安から米株式市場は急落を始めた。3つの主要株価指数はいずれも2月のピークから3月下旬までに約30%下落した。
同年3月16日はナスダック総合指数が一日として史上最大の下落幅(12.3%)を記録。ダウ平均は史上2番目となる12.9%の下げ幅を、S&P500は史上3番目となる12.0%の下げ幅をそれぞれ記録した。
現在の弱気相場が2000年や2008年の株価暴落に匹敵する規模にまで発展するかどうかは、今後のトランプ政権の対応やアメリカの貿易相手国の動きに投資家がどう反応するかにかかっている。