中国もロシアに援軍を派遣?ウクライナの議員は否定的だが
Ukraine Official Responds to Reports China May Join Russia's War
米国務省および米国防総省の元職員で現在は非営利組織「ジャパン・ソサエティ」の代表を務めるジョシュア・ウォーカーは本誌に対し、「正直なところ、現在の状況を考えれば中国が本気でそれ(ロシアへの派兵)を検討するとは思えない」と語った。
本誌はこの件について在米中国大使館にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。
未確認の報道によれば、中国は自国の兵士たちに戦闘経験を積ませることを目的として、ロシアへの援軍派遣を検討する可能性がある。中国の人民解放軍は強大だが、実戦での部隊運用経験はない。
同じく実戦経験が皆無だった北朝鮮は、ウクライナによる越境攻撃が続くロシア西部クルスク州での戦闘支援にこれまで1万1000人を超える兵士を派遣して戦闘経験を積んでいる。
多くの犠牲者を出したとみられるが、生き残った司令官や兵士たちは現代の戦争を戦う上で必要な最新の知識を持つことになる。
韓国のメディアは5日、韓国の情報機関の見解を引用して、北朝鮮がウクライナでの戦争における経験を通じて最先端のドローン戦争に適応する能力を身につけたと伝えた。