終結へ動き始めたウクライナ戦争、トランプの「仲介」でやはりプーチン総取りに終わるのか
Map Shows Areas Ukraine Could Swap With Russia
ゼレンスキーは14日からドイツで開催されるミュンヘン安全保障会議に合わせてJ・D・バンス米副大統領と会談を行う予定で、領土交換についての今回の発言はそれを控えたタイミングで出たものだ。トランプは13日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、続いてゼレンスキーとも話をしている。
X(旧ツイッター)ユーザーのアオドレイ・シゾフは、次のように投稿した。「速報:ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアと領土交換の用意があると発言した。現実:そんなことはあり得ない。ウクライナ政府とジョー・バイデン前米政権は何カ月もこの可能性をほのめかしてきたが、ロシアにはウクライナに領土を返す気などない」
「トランプ政権のスティーブ・ウィトコフ中東特使がモスクワを訪問したこと、そしてロシアで拘束されていたアメリカ人のマーク・フォーゲルが解放されたことの方がはるかに重要に思える」
14日からのミュンヘン安全保障会議では、トランプ政権のウクライナ・ロシア担当特使であるキース・ケロッグが和平案の一部を発表すると報じられている。