最新記事
ウクライナ戦争

墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン...ロシア攻撃機「Su-25」の最期を捉えた映像をウクライナ軍が公開

Ukraine Downs Russian Fighter Jet, Hits Helicopter Sent to Rescue Pilots

2025年2月13日(木)14時05分
ブレンダン・コール
Su-25

戦勝記念日のリハーサルで、煙によって空に「ロシア国旗」を描く6機のSu-25(2021年5月7日) aarrows-Shutterstock

<携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)のイグラで撃墜したと第28独立機械化旅団が発表>

ウクライナ軍がロシアの攻撃機を撃墜し、その後、パイロットの救助を試みるヘリコプターも攻撃したと報じられている。

【動画】ロシアのSu-25攻撃機が地面に落下し、爆発する衝撃シーン...巨大な炎と黒煙が立ち上る一部始終

ウクライナ軍が公開した動画には、激戦が繰り広げられるドネツク州でロシア軍の「スホーイ25(Su-25)」が墜落する様子が映っている。

現場は同州トレツク近郊と伝えられている。ロシアは州都ドネツクを制圧したと報じているが、ウクライナはこれを否定しており、今回の撃墜がウクライナにとってPR面で追い風となる可能性がある。

ウクライナ第28独立機械化旅団は2月10日、トレツク周辺でロシアの近接航空支援(CAS)攻撃機であるSu-25を撃墜したとする動画を公開した。

NATOのコードネームで「フロッグフット」と呼ばれるSu-25は、地上部隊への近接航空支援のために設計された亜音速で飛行する単座双発機だ。

同旅団によると、Su-25はトレツク近郊で、第57独立領土防衛大隊および連携した地対空ミサイル部隊の携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)「イグラ(Igla)」によって撃墜されたという。

ロシアの損失を証拠となる画像から追跡しているウェブサイト「オリックス(Oryx)」は、10日時点の情報として、ロシアは38機のSu-25を含む136機の航空機を失ったと報告している。

試写会
『シンシン/SING SING』ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏「フーシ派による攻撃はイランの責任」、深

ワールド

外国企業トップ、習主席と会談へ 年次フォーラムで訪

ビジネス

米企業在庫、1月は+0.3% プラスに転じる

ビジネス

EU、アルミ産業の保護措置を検討 米国の関税に対応
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平
特集:2025年の大谷翔平
2025年3月25日号(3/18発売)

連覇を目指し、初の東京ドーム開幕戦に臨むドジャース。「二刀流」復帰の大谷とチームをアメリカはこうみる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料高騰問題」の深層
  • 2
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で2番目に「二酸化炭素(CO₂)排出量」が多い国は?
  • 4
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 5
    「紀元60年頃の夫婦の暮らし」すらありありと...最新…
  • 6
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 7
    鈍器で殺され、バラバラに解体され、一部を食べられ…
  • 8
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 9
    「トランプ錯乱症候群」(TDS)って何? 精神疾患に…
  • 10
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 5
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 6
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 7
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 8
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料…
  • 9
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 10
    中国中部で5000年前の「初期の君主」の墓を発見...先…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 8
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中