最新記事
アメリカ

【随時更新】トランプ2.0(1月30日の動き)

2025年1月31日(金)10時15分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
トランプ

Newsweek Japan

<2024年アメリカ合衆国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプが当選、4年ぶりの返り咲きを決めた。新政権の顔ぶれや政策、関係各国の対応など、第2次トランプ政権をめぐる動きを随時更新する>

【速報】2月1日から、メキシコとカナダに25%関税発動

1月30日、ドナルド・トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に、2月1日から、メキシコとカナダに対する25%の関税を発動すると明言した。理由として、貿易不均衡と合成麻薬「フェンタニル」流入を挙げた。

前日にはホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官も語っていた内容。

関税ウォーズが、いよいよ始動する。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


【続報】衝突事故は「DEIと民主党のせい」――トランプ

1月29日にワシントン近郊で発生したアメリカン・エアラインの旅客機(乗員乗客64人が搭乗)と米陸軍ヘリコプター(3人搭乗)の衝突事故は、生存者がいないと見込まれている。

就任後初めてホワイトハウスのプレスルームで行った記者会見で、ドナルド・トランプ大統領は事故をめぐり、「DEI(多様性・公平性・包括性)」と、ジョー・バイデン、バラク・オバマ両元大統領、ピート・ブティジェッジ前運輸長官、そしてヘリのパイロットを非難した。

まだ犠牲者も特定されておらず、事故原因の調査も始まったばかりなのに、なぜそう言えるのかと問われたトランプは、こう答えた。

「私には常識があるからだ」

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


【動画】RFKに「ワクチンは自閉症を引き起こさない」、サンダースが追及

第2次トランプ政権で厚生長官候補となっているロバート・F・ケネディJr.(RFKジュニア)は、ワクチン懐疑論を主張してきた人物。1月29日、承認に向けた連邦議会上院の公聴会で民主党から厳しい追及を受けた。

民主党重鎮のバーニー・サンダース上院議員が「ワクチンは自閉症を引き起こさない。証拠は明白だ。あなたは同意するか?」と詰め寄る場面は、特に注目を集めた。


トランプ政権 最新ニュース&ニューズウィーク独自分析・解説

■トランプ乱発の大統領令も、実は「強制力を持たない」?...4つのカテゴリーに分けると「真の意図」が明らかに

就任早々署名した大量の大統領令──その中でも、至って標準的な命令から実効性の乏しいもの、本気で憂慮すべきものまで性格に差がある。

記事を読む

■アメリカで罪を犯した不法移民は「グアンタナモ強制収容所」送りの恐怖

ジョギング中に不法移民に殺害された看護学生の恨みを晴らすには悪名高いグアンタナモ強制収容所がぴったりだと悦に入るトランプに震え上がる移民たち。

続きを読む

トランプ

2度目の大統領に就任して本性を表し始めたトランプ(1月23日、ホワイトハウス) REUTERS/Kevin Lamarque

■異例の好条件で連邦政府職員に早期退職を迫るトランプの真意

政府職員の大幅削減と連邦政府の解体は、熱烈なトランプ支持者たちが大統領選前から温めてきた大陰謀論。トランプは自分は関与していないと嘯いていたが、大統領就任と同時に計画を実行に移し始めた。

続きを読む


グラフィック「トランプ第1期政権からの世界情勢の推移」


【もっと読む】
トランプ政権2.0(1月29日の動き)
トランプ政権2.0(1月28日の動き)
トランプ政権2.0(1月27日の動き)
トランプ政権2.0(1月26日の動き)
トランプ政権2.0(1月23日の動き)
トランプ政権2.0(1月22日の動き)
トランプ政権2.0(1月20日の動き)

ニューズウィーク日本版 トランプショック
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月22日号(4月15日発売)は「トランプショック」特集。関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


展覧会
京都国立博物館 特別展「日本、美のるつぼ」 鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏

ワールド

米、クリミアのロシア領認定の用意 ウクライナ和平で

ワールド

トランプ氏、ウクライナ和平仲介撤退の可能性明言 進

ビジネス

トランプ氏が解任「検討中」とNEC委員長、強まるF
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 2
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はどこ? ついに首位交代!
  • 3
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 4
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 5
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 6
    300マイル走破で足がこうなる...ウルトラランナーの…
  • 7
    今のアメリカは「文革期の中国」と同じ...中国人すら…
  • 8
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 9
    トランプ関税 90日後の世界──不透明な中でも見えてき…
  • 10
    米経済への悪影響も大きい「トランプ関税」...なぜ、…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 6
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇…
  • 7
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 10
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中