「全員くたばれ」キスを阻んで話題...メラニア夫人の帽子には「あるメッセージ」が込められている?
YOU HAVE TO HAT IT TO HER
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大統領就任式でのメラニアの帽子が話題に SAUL LOEBーPOOLーREUTERS
<「パートタイム・ファーストレディー」メラニア米大統領夫人のつば広帽子は、メディアと米国民への「反抗」の象徴だ>
大統領令、一斉恩赦、イーロン・マスクの言動。ドナルド・トランプの大統領復帰初日は米国民を動揺させるニュースが相次いだが、同じくらい印象的だったのが夫人メラニア・トランプの帽子だ。
【動画】キスを阻まれたトランプの「険しい表情」に注目?...就任式でのメラニア夫人の様子
帽子が熱狂的な議論と臆測を呼ぶ奇妙さを理解できない人もいるだろうが、それが新たな「トランプワールド」だ。ただしメラニアの意思は明確だった。
主要イベントにだけ出席するパートタイムのファーストレディーらしく控えめに振る舞うと思いきや、彼女は目元が隠れるほどつばの広い濃紺の帽子で大胆に自己主張。彼女の頰にキスしようとしたトランプも、この帽子のつばに阻まれた。
アメリカ人は帽子を滑稽な仮装と見なしがちだが、それでもメラニアは帽子を好んできた。そこには「反抗」というテーマが込められている。彼女は長年、ファッションを通じて「人にどう思われても構わない」というメッセージを発してきたのだ。
今回の就任式での印象は、2017年の1期目の就任式とは全く異なる。8年前の彼女はジャクリーン・ケネディ風のパステルブルーのドレスを着て、優美でフェミニンな空気を醸し出していた。
一方、今回のスタイルには称賛を得ることなど気にもしない厳格な雰囲気があった。トランプのキスが帽子に遮られた瞬間の映像によって、メラニアの服装が持つ「要塞」のイメージはさらに強化された。
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