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去り行くバイデン、寂しすぎる支持率...「議会襲撃事件」直後のトランプよりひどい「不人気」の要因

2025年1月16日(木)18時29分
ニューズウィーク日本版編集部
トランプとバイデンの支持率

FROM LEFT: SAMUEL CORUMーSIPA USAーREUTERS, JEENAH MOONーREUTERS

近々退任するバイデン米大統領の支持率は、トランプ次期大統領が1期目を終えたときの支持率より低いことが分かった。米ABCニュースが運営する世論調査集計サイト「538」によれば、バイデンを支持するアメリカ人はわずか37.1%で、不支持は57.1%。


対するトランプは2021年1月20日時点で支持が38.6%、不支持が57.9%だった。大統領選の結果に抗議するトランプ支持者が連邦議会議事堂に乱入した暴動の後でさえこの数字だ。20年大統領選前日の11月2日の支持率はさらに高く44.6%、不支持は52.6%だった。

インフレや移民問題、イスラエルとイスラム組織ハマスの対立などがバイデンの不人気に拍車をかけている。

37.1%

2025年1月8日のバイデンの支持率

38.6%

21年1月20日のトランプの支持率

44.6%

20年11月2日のトランプの支持率


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