最新記事
疑惑

米オープンAIのアルトマンCEO、妹への性虐待疑惑を否定

2025年1月9日(木)10時54分
アルトマン

人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の妹が同氏から定期的に性的虐待を受けていたとする訴訟を巡り、アルトマン氏と家族は妹の主張を否定した。2024年1月撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)

人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の妹が同氏から定期的に性的虐待を受けていたとする訴訟を巡り、アルトマン氏と家族は妹の主張を否定した。

アルトマン氏の妹、アン・アルトマン氏(30)は6日、セントルイス連邦裁判所に提出した訴状の中で、虐待は1997年─2006年にかけて、アンさんが3歳、兄が12歳のときに米ミズーリ州郊外クレイトンの自宅で始まったと主張。11歳か12歳になるまで、「数多くの」性的虐待や暴行などを受けていたとした。

アン氏は少なくとも7万5000ドルの損害賠償と懲罰的損害賠償を求めている。

これに対しアルトマン氏は7日、母親と2人の兄弟との共同声明をXに投稿し、「これらの主張は全くの虚偽だ」と疑惑を否定。アン氏が精神面に問題を抱えており、一般的な治療を拒否していることにも言及した。

アン氏の弁護士は、8日の声明と訴訟に関するコメント要請にすぐには応じなかった。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

20250114issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年1月14日号(1月7日発売)は「中国の宇宙軍拡」特集。軍事・民間で宇宙支配を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


スコッチウイスキー
日本酒カスクでフィニッシュした、ウイスキーの枠を超える「シーバスリーガル 匠リザーブ 12年」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

買収提案、5月株主総会までに一定の判断=買収提案で

ワールド

バイデン大統領、対ロ追加制裁発表へ トランプ氏就任

ビジネス

ドイツ企業倒産件数、24年第4四半期は金融危機以来

ワールド

ガザ停戦協議で一定の前進、合意まだ=パレスチナ関係
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国の宇宙軍拡
特集:中国の宇宙軍拡
2025年1月14日号(1/ 7発売)

軍事・民間で宇宙覇権を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」
  • 3
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 4
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 5
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 6
    「ポケモンGO」は中国のスパイ? CIAの道具?...大人…
  • 7
    いち早く動いたソフトバンク...国内から「富の流出」…
  • 8
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 9
    2025年、ついにオアシス再結成......その真実を語ろう
  • 10
    大河ドラマ『べらぼう』が10倍面白くなる基礎知識! …
  • 1
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 2
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 3
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 6
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 7
    ザポリージャ州の「ロシア軍司令部」にHIMARS攻撃...…
  • 8
    「日本製鉄のUSスチール買収は脱炭素に逆行」買収阻…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 7
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 8
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中