米オープンAIのアルトマンCEO、妹への性虐待疑惑を否定

人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の妹が同氏から定期的に性的虐待を受けていたとする訴訟を巡り、アルトマン氏と家族は妹の主張を否定した。2024年1月撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)
人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)の妹が同氏から定期的に性的虐待を受けていたとする訴訟を巡り、アルトマン氏と家族は妹の主張を否定した。
アルトマン氏の妹、アン・アルトマン氏(30)は6日、セントルイス連邦裁判所に提出した訴状の中で、虐待は1997年─2006年にかけて、アンさんが3歳、兄が12歳のときに米ミズーリ州郊外クレイトンの自宅で始まったと主張。11歳か12歳になるまで、「数多くの」性的虐待や暴行などを受けていたとした。
アン氏は少なくとも7万5000ドルの損害賠償と懲罰的損害賠償を求めている。
これに対しアルトマン氏は7日、母親と2人の兄弟との共同声明をXに投稿し、「これらの主張は全くの虚偽だ」と疑惑を否定。アン氏が精神面に問題を抱えており、一般的な治療を拒否していることにも言及した。
アン氏の弁護士は、8日の声明と訴訟に関するコメント要請にすぐには応じなかった。


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