「肌の色による壁は私自身が作っていた」...退屈な会議から「TEDxの舞台」へ、殻を破りアメリカンドリームを突き進む
My Race Held Me Back
個人ブランドの構築を始めた。複雑なデータや情報分析から得られた結果を、説得力あるストーリーとして分かりやすく伝える「データストーリーテリング」についてSNSに投稿すると、フォロワーが驚くほど増えた。動画コンテンツを作り、YouTubeチャンネルを立ち上げた。
成功を深くかみしめた
人前で話をする機会が増え、世界中で講演するようになった。YouTubeで見せたのはアジア系の「顔」だったが、講演では自分という「人間」をさらけ出すことになる。
しかし大きなチャンスに挑戦したくてTEDxに応募したところ、なんと合格した(TEDxとは優れたアイデアを講演で広めるTEDの精神を受け継ぎ、世界各地で独自に運営されているプログラム)。
自分が達成したことを深くかみしめた。確かに偏見や人種差別は存在する。だが私を最も縛っていたのは、ほかでもない私自身だったのだ。