プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動静」の嘘が発覚
Russian Media Airs Dated Footage as Putin Dodges Public Outings
こうした情報操作は以前から行われていたが、このところ特に頻繁に行われるようになったという。
「クレムリンは缶詰の消費期限を気にしなくなった」ようで、近頃では隠蔽がもろに露呈することさえあると、ファリデイリーは皮肉っている。
例えば、クレムリンは11月19日に公式サイトで、プーチンが野党・新人民党のアレクセイ・ネチャーエフ党首と会談したと発表した。それによれば、ネチャーエフは予算案を支持するとプーチンに約束したという。だがその予算審議は10月24日に終わっていた。
また、11月14日には野党・ロシア自由民主党のレオニード・スルツキー党首がプーチンに会い、統一地方選の結果を大統領に報告したという発表があったが、この選挙が実施されたのは2カ月前の9月だ。
与党政治家との会談でも、「辻褄が合わない」ことがあると、ファリデイリーは指摘している。クレムリンの発表では、与党「統一ロシア」のウラジーミル・ワシリエフ下院議員は11月12日午後3時にプーチンと会い、予算案の準備について話し合ったとされている。
この日ワシリエフは午後1時には連邦下院本会議で発言していたし、それ以前に、ワシリエフとプーチンが協議したという予算案は9月30日には連邦下院に提出されていた。