カナダで初の鳥インフル感染疑い、10代患者が重体
11月13日 カナダで初めて鳥インフルエンザの疑いのあるヒト感染例が出た10代の若者が、ブリティッシュコロンビア州の小児病院で重体に陥っている。写真は2023年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
カナダで初めて鳥インフルエンザの疑いのあるヒト感染例が出た10代の若者が、ブリティッシュコロンビア州の小児病院で重体に陥っている。
州保健当局のボニー・ヘンリー氏はこの日の記者会見で「感染前は健康で、基礎疾患はなかった。このウイルスは、若者にとっては進行して重篤化する可能性があり、悪化は非常に急速だった」と述べた。
ブリティッシュコロンビア州の保健当局は9日、州がカナダで初めて、10代の若者からヒトに感染したH5型鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表していた。
ヘンリー氏は、州はまだ正確な株を特定中だが、H5N1型と推定していると説明。患者の性別や年齢は明かさず、11月2日に発症し、8日に検査を受けて入院したと述べた。結膜炎、発熱、咳などの症状があったという。
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