最新記事
ペット

ひょっとして...あなたの愛犬も「天才犬」? 見分けるための特徴

2024年11月7日(木)13時00分
トム・ハワース

GWLはまれな存在だ

ドロアによれば、5年間かけて世界各地で調査したが、現時点で確認されているのは約40匹だけ。研究を深めるには、より多くのGWLが必要だ。

「飼い犬がおもちゃの名前を覚えているようなら、ぜひ知らせてほしい」と、ドロアは話す。GWLの研究プロジェクト「ジーニアス・ドッグ・チャレンジ」には、電子メール、フェイスブックやインスタグラムで連絡可能だ。

通常のしつけの場合と違って、GWLはほぼ偶然に学習するという。「興味深いのはその点だ。飼い主の大半は、おもちゃの名前を覚えるよう意図的に訓練したわけではなく、犬が自然に学んでいた」と、ドロアは語る。「たいていは、飼い主が犬と遊びながらおもちゃの名前を呼んでいるうちに、名前を言っただけで犬がおもちゃを持ってくるようになる」

「その後は、急速に能力が発達する。こうした犬にとっては、飼い主と一緒に遊べることがとても重要なようだ」

2024110512issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年11月5日/12日号(10月29日発売)は「米大統領選と日本経済」特集。トランプvsハリスの結果で日本の金利・為替・景気はここまで変わる[PLUS]日本政治と迷走の経済政策

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ノルウェー中銀、政策金利据え置き 制約的政策を維持

ワールド

焦点:歴史的選挙戦戦ったハリス氏、なぜ敗北したのか

ビジネス

焦点:「トランプ2.0」に備える米株市場、関税・減

ワールド

自民懇談会、参院選へ刷新必要も予算優先との意見多数
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 3
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どうして始まりなぜ変えられないのか?
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 6
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 7
    【読解力を高める】オーディオブックの意外な効用...…
  • 8
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 9
    アメリカを「脱出」したいアメリカ人の割合が史上最…
  • 10
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 5
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 6
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 7
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 8
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中