巨大な閃光に歓喜の雄叫び...ウクライナ軍が「100年前の機関銃」で夜空のシャヘドを撃ち落とす劇的瞬間
WATCH: Ukrainian Shooter Downs Russian Drone with WWI-Era Machine Gun
米国の調査分析シンクタンク「海軍分析センター(CNA)」のサミュエル・ベンデットは以前、本誌の取材に対し、「特定の武器は果たすべき機能が変わっていないため、長期間にわたって使うことができる」と述べていた。
「自動小銃AK-47は約70年が経過した今でもほとんど変わっていない。ブローニングM2がまだ使われているように、シンプルな短機関銃や機関銃も変化していない」
ウクライナ軍は今年初め、ブローニングM2機関銃でロシアの巡航ミサイルを撃墜したと発表している。
ウクライナはまた、ロシアがたびたび発射するシャヘド136を撃墜するために大口径の重機関銃を広く活用している。一方のロシアは、この戦争を通じてドローン(イラン製のシャヘド136と、そのロシア生産バージョンであるゲラン)をウクライナの攻撃に多く使用している。
シャヘド136は独特の低いエンジン音で知られる。目標に到達すると砕け散ったり爆発したりする弾頭を搭載している。ひとたび発見すれば、機関銃やドイツ製の自走式対空砲「ゲパルト」などで容易に撃墜できるが、多くの場合、発見することが最大の課題となる。
ロシアはレーダー吸収素材や黒色の塗装を使用してウクライナ軍に発見されにくくするなど、戦争を通じてシャヘド136を改良し続けている。
(翻訳:ガリレオ)
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