イスラエルのイラン攻撃を巡る極秘文書が流出=米下院が調査
10月20日、ジョンソン米下院議長(共和党・写真)は、イスラエルがイランへの報復攻撃の準備を進めていることを記載した2通の極秘情報文書の流出に関して調査していることを明らかにした。写真は1日、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Kent J. Edwards)
ジョンソン米下院議長(共和党)は20日、イスラエルがイランへの報復攻撃の準備を進めていることを記載した2通の極秘情報文書の流出に関して調査していることを明らかにした。
ジョンソン氏はCNNのインタビューで、文書流出に関する質問に対して「調査は進行中であり、それに関する報告を数時間以内に受ける」とした上で「私たちはそれを注視している」と語った。
これらの文書は米国家地理空間情報局が作成し、今月15日から16日にかけての衛星画像に基づいたイスラエル空軍と海軍の計画に関する米国の解釈を記載していたことが分かっている。
1つ目の文書は「イスラエル:空軍はイラン攻撃の準備を継続し、2回目の大規模な戦力投入演習を実施」と題し、弾道ミサイルや空対地ミサイルの取り扱いを含めた活動について記している。
2つ目の文書のタイトルは「イスラエル:国防軍はほぼ確実にイラン攻撃に向け、重要弾薬の準備と秘密UAV(無人航空機)活動を継続」。
これらの文書の情報は、通信アプリ「テレグラム」で先週から拡散されている。
イランが今月1日にイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したのを受け、イスラエルは報復の計画を進めてきた。イスラエルはパレスチナのイスラム組織ハマスの最高指導者シンワール氏を殺害した数日後、パレスチナ地区ガザとレバノンで攻撃を強めている。
米国家地理空間情報局と国家情報長官室(ODNI)はコメントの要請にすぐには応じなかった。国防総省は、流出した情報について調査中だとコメントした。
米紙ニューヨーク・タイムズは、当局者が非公式に文書は本物と認めたが、米国が親密な同盟国の計画について持っている情報の一部に過ぎない可能性が高いと話したと報じた。
バイデン米大統領は先週の報道陣の質問に対し、イスラエルがいつ、どのようにイランを攻撃するのかをよく理解しているとしつつ、攻撃の応酬を終わらせるチャンスがあると言及していた。
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