「カマラ・ハリスの足を引っ張る」...メーガン妃が政治に口出しすべきではない理由とは?
Meghan Markle Urged Not To Endorse Kamala Harris
ビヨンセがハリス副大統領に使用を許可した「フリーダム」
I'm Kamala Harris, and I'm running for President of the United States. pic.twitter.com/6qAM32btjj
— Kamala Harris (@KamalaHarris) July 25, 2024
「メーガン妃の支持表明」がハリスに与える影響
「メーガン妃が支持を表明すれば、ハリスに悪影響が及ぶと思う。メーガン妃のファンたちは、おそらくハリスのことをすでに好きで、ハリスに投票するだろう。メーガン妃のファンは少数いるが、いずれにせよ、きわめて進歩主義的な傾向をもつ若者たちだ。そうした人たちは、バイデンが気に食わなかった。
そうした不満は、一見したところでは、ハリスに引き継がれているようには見えない。したがって、ハリスが何らかの失態を犯さない限り、そうした人たちの支持は得られそうだ」
ハリスは、ほかの著名人からも続々と支持を集めており、文化的にメジャーな象徴という立場もすでに獲得しているようだ。英ポップスターのチャーリーがSNSに「ハリスはBRATだ」と投稿したことだ(編集部注:BRATとは、不安定で正直で「生意気」な様子をいう)。
「実際、チャーリーXCXのようなタイプの人たちが、すでにハリス支持を公言している。多くの人がそれに続くだろう。メーガン妃に関心を寄せてきたと考えられる層はすでに、チャーリーXCXのような人にも引き寄せられている。
したがってメーガン妃が何かしようとすると、マイナスにしかならない。メーガン妃をとにかく毛嫌いする集団が存在しているので、メーガン妃がハリス支持を打ち出せば、メーガン派を説得して得られる効果より、反メーガン派がハリス支持を思いとどまる効果のほうが大きくなるだろう」
メーガン妃が支持すると候補者の支持率が下がる可能性があることは、本誌が英調査会社「レッドフィールド&ウィルトン」に依頼して実施した調査でも示されている(この調査は、ジョー・バイデンが大統領選撤退を発表する前に行われた)。
アメリカ人成人のおよそ20%が、「メーガン妃とヘンリー王子が支持する候補者に投票する可能性は低いだろう」と回答した。一方、「メーガン妃とヘンリー王子が支持する候補者に投票する可能性は高い」という回答は21%、「関係ない」という回答は48%だった。