最新記事
ネットで話題

【超難解】Reddit発!「不可能」と話題の間違い探しクイズ

8-Year-Old's 'Impossible' Spot the Difference Puzzle Goes Viral

2024年7月23日(火)13時00分
アリス・コリンズ
子供向けの間違い探しに世界中のネットユーザーが苦戦 Dean Enkelaar-Unsplash

子供向けの間違い探しに世界中のネットユーザーが苦戦 Dean Enkelaar-Unsplash

<子供向けの間違い探しクイズが一家全員を悩ませ、SNSでも解決策が見つからなかった>

子供向けの簡単なはずの間違い探しクイズに、一家全員がつまずいた。SNSもお手上げだったらしい。あなたは違いを見つけられるだろうか。

【画像】Redditで爆発的反響!簡単そうで解けない間違い探し

このクイズはRedditにジェイソンという名のユーザー(u/MrJ01)が投稿して注目を浴びた。8歳の甥がジェイソンに助けを求めた間違い探しクイズは、違いを見つけるのが不可能に思えた。31歳のおじは最初、文字通りの子供だましで簡単に解けるだろうと考えたという。

ところが見れば見るほど、全然簡単ではないことが分かった。オランダ在住のジェイソンは本誌の取材に対し、最初は数秒で解けると思っていたが、数分後には「単純な子供のパズルを解く」自分の能力を疑い始めたと打ち明けた。

ジェイソンも家族も、2つの絵の違いを1つも見つけられなかった。そこでジェイソンは、違いを見つけられる人がいるかどうか探ろうと、この絵を6月30日にRedditに投稿した。

まだ違いは1つも発見されず...

投稿はこれまでに2万3000回以上閲覧され、コメントは1100件を超えた。これほどの注目を集めてもまだ違いは1つも発見されず、Redditユーザーは行き詰まった。

「家族のランチでおばの誕生日を祝っていたときに、甥たちがそのレストランからパズルのお皿をもらった。ほかのパズルを全部終えてから、甥の1人が私に助けを求めた。この間違い探しクイズの絵には、6つの違いがあるはずだった」。ジェイソンはそう説明する。

「簡単だろうと私は思い、数秒で1つ目の違いを見つけられると考えた。ところが時間をかけてじっくり見ても、イライラするばかりで、単に2つとも同じ絵なんだと思い始めた。家族にも聞いてみたけれど、きっと誤植だろうということで全員が一致した」

2つの絵の違いを1つも見つけられなかったことから、ジェイソンの甥は自分の手で対処することにして、答えが出せるように独自の違いをこの絵に描き加えた。

甥は雲の1つに顔を描き、空には鳥を、一番上の隅には太陽を描いた。

コメントは1100件を突破!

ジェイソンがRedditにこの絵を投稿したのは、SNSユーザーが難解なクイズを解く手助けをしてくれるかもしれないという期待からだった。しかしこれほどの注目を集めるとは思ってもいなかったという。

2枚とも全く同じ絵だったという結論を出す前に、これほど多くのユーザーが2つの絵の謎解きに挑んでくれて嬉しかったとジェイソンは語る。

「世界中の人たちが私の間違い探しを手伝うために時間を取ってくれて嬉しかった。2つの画像を重ね合わせて全く同じ画像だと証明さえしてくれた。Redditユーザーがここから作成したたくさんのミームも気に入った」

わずか数日でこの投稿に寄せられたコメントは1100件を超え、大勢のユーザーが研ぎ澄まされた探偵能力を発揮しようとしたが、総崩れだった。「同じ絵なので、違いを見つけるのは不可能」というコメントや、「彼の右目に余分なインクの分子がある」という冗談も書き込まれている。

「2つの絵は線の太さに若干の違いがあるが、これは間違いなく手違いだった。または、子供をいつまでも飽きさせないことが目的だったとすれば、うまくいった」というコメントもあった。

(翻訳:鈴木聖子)

20240910issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年9月10日号(9月3日発売)は「日本政治が変わる日」特集。派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

バルニエ仏新首相、移民政策に強硬姿勢 大統領の主要

ワールド

英首相、13日に訪米 バイデン大統領と会談=ホワイ

ワールド

トランプ氏量刑言い渡し、大統領選後に延期 不倫口止

ワールド

原油先物2%安、北海ブレントは21年12月以来の安
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本政治が変わる日
特集:日本政治が変わる日
2024年9月10日号(9/ 3発売)

派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組10名様プレゼント
  • 2
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 3
    「私ならその車を売る」「燃やすなら今」修理から戻ってきた車の中に「複数の白い塊」...悪夢の光景にネット戦慄
  • 4
    「冗長で曖昧、意味不明」カマラ・ハリスの初のイン…
  • 5
    世界に400頭だけ...希少なウォンバット、なかでも珍…
  • 6
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 7
    川底から発見された「エイリアンの頭」の謎...ネット…
  • 8
    「自由に生きたかった」アルミ缶を売り、生計を立て…
  • 9
    【クイズ】最新の世界大学ランキングで、アジアから…
  • 10
    7人に1人が寝つきの悪さに悩む...「夜のエクササイズ…
  • 1
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 2
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 3
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つの共通点
  • 4
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 5
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 6
    無数のハムスターが飛行機内で「大脱走」...ハムパニ…
  • 7
    死亡リスクが低下する食事「ペスカタリアン」とは?.…
  • 8
    再結成オアシスのリアムが反論!「その態度最悪」「…
  • 9
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 10
    エルサレムで発見された2700年前の「守護精霊印章」.…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新研究】
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
  • 10
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中