米海軍、ミサイル防衛で大きく前進 海上での弾道ミサイル迎撃は対北朝鮮にも威力
US Military's 'Groundbreaking' New Missile Reaches Milestone
「このテストで、最新版のSM6と戦闘システムが、高度なミサイルの脅威を取り除く能力を持つことが実証できた」と、レイセオン・ネーバル・パワーのキム・アーゼン社長は声明で述べた。「進化する脅威よりも常に一歩も二歩も先を行く技術水準を保ち、その技術を活用した兵器が可及的速やかに実戦配備されるよう、レイセオンは引き続き全力を尽くす」
SOFREPは、「米海軍とその同盟軍が現代の弾道ミサイルの脅威に対抗するために必要な火力を保有することを担保する重要な一歩」として、今回の試験を評価している。「進行中の開発とSM6の試験の成功で、現代の海軍防衛の礎石としてのこのシステムの位置付けは強化される」
今回のテストは、海外に駐留する米軍に対する脅威が増大するなかで実施された。中東における脅威だけではない。西太平洋でも北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を繰り返している。4月2日に発射したミサイルは理論上、太平洋における米軍の重要な拠点である米領グアムを射程圏内に収めている。
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