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開設3周年の日本橋拠点が大成功...会員制国際クラブ「東京アメリカンクラブ」が今、史上最高の盛り上がりを見せる理由

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2024年4月25日(木)11時00分
写真:林 直幸 文:森 英信
東京アメリカンクラブ代表理事のジェシー・グリーン氏

東京アメリカンクラブ代表理事のジェシー・グリーン氏

<原点はアメリカ人の「第二の故郷」。現在、東京アメリカンクラブがなぜ過去最高の状態にあるのか、代表理事が語るその理由とは?>

東京アメリカンクラブは、1928年に設立された歴史ある会員制国際クラブだ。会員数は1万名以上(会員の家族を含む)にのぼり、その国籍は世界50か国以上に及ぶ。2011年1月『大きな家』というコンセプトでデザインされた壮麗な施設が麻布台に誕生。そして2021年3月、初のサテライトクラブとして日本橋室町三井タワー内に東京アメリカンクラブ日本橋が開設された。

現在、東京アメリカンクラブを率いるのがジェシー・グリーン代表理事だ。同氏は幼い頃からクラブに慣れ親しみ、クラブの歴史とともに自己を磨き上げてきた、東京アメリカンクラブを象徴する人物である。日本橋の拠点が3周年を迎えた今、グリーン氏は「東京アメリカンクラブは今過去最高の状態にある」と語る。そこで、同氏にクラブの歴史や価値、そして将来展望について聞いた。

わずか3年で大成功を収めた日本橋クラブ

東京アメリカンクラブは、1928年に51人のアメリカ人男性メンバーによって設立された。主にアメリカの企業によって海外に派遣された駐在員だった。

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1928年に設立された東京アメリカンクラブ。写真は1954年当時のもの

「クラブのビジョンは、メンバーやその家族・友人が日本でアメリカの経験を少しでも味わえるように『第二の故郷』を作ることだった。この本質はこれからも変わらないだろう」(グリーン氏、以下同)

その後クラブにはアメリカ人だけでなく、日本人、その他の国の人々も参加し、国際色豊かになりつつも、アメリカの価値観、文化、感覚を共有できる場所として機能するようになった。

現在の東京アメリカンクラブは麻布台に位置し、レストランやバー、フィットネス施設、プール、スパ&ウェルネス施設、子供向けの施設、図書館、イベントや会議スペースなどを備えている。これらの施設を通して、会員は思い思いに楽しみながら、文化交流の機会を得られる。

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麻布台に位置する東京アメリカンクラブはレストランやバーから図書館までさまざまな施設を備えている

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25メートル6レーンのスカイプールからは東京タワーの絶景が楽しめる

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開放的でリラックスができる空間のウィンターガーデン

一方でサテライトクラブの東京アメリカンクラブ日本橋は成人メンバーを対象としており、レストランやバー、ラウンジ、フィットネス施設を備えている。

「日本橋はビジネスに焦点を当てている。近隣に勤めるメンバーは多く、バーやフィットネス施設を気軽に利用できる利便性がある。また、メンバーでない方にもクラブの体験を紹介できる絶好の機会を提供する場所に位置している」

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東京アメリカンクラブ日本橋のアメリカンルーム。後方に見えるのはバーカウンター

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フィットネスセンターではパーソナルトレーニングも提供している

3月末に3周年を迎えたばかりの東京アメリカンクラブ日本橋について、グリーン氏は「大成功を収めている」と自信を持って語る。

「ここを見渡せば、アメリカ人も日本人もフランス人も、さまざまな国籍の人々が一つの屋根の下で集まり、交流しているのが見える。これが成功の証だと私は思う。ここには300人以上が集まっており、それぞれがこのクラブでの時間を楽しんでいる様子が本当に素晴らしい」

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