「もはや居住不可能」走行中の車窓から見た露ベルゴロド州の荒廃した街並み、動画撮影中にも爆発音
Belgorod Video Shows Russian Village Ravaged by Strikes: 'Not Habitable'
3つの反プーチン武装組織は、ベルゴロドとクルスクの住民に対して繰り返し退避を促してきた。13日にはテレグラム上に共同声明を出し、「ベルゴロドからの砲撃により、ウクライナで毎日、無実の民間人が何十人も死亡している」ことから、「ベルゴロドの軍事拠点を攻撃せざるを得なかった」と主張。その2日後にも、「1時間以内にベルゴロドの複数の軍事標的に大規模な攻撃を行う」と警告を発していた。
また19日には、ロシア自由軍がベルゴロドの住民に対して「即刻退去」するか、あるいは「ロケットや砲撃の脅威に備えて避難できる場所を探す」よう要請。「我々は軍事標的に向けて攻撃を行うが、敵の軍事施設が住宅地区にあるため民間人が被害を受ける可能性がある! ベルゴロドの住民に対して、緊急に退避を要請する!」と述べていた。
ロシア国防省は19日に発表した声明の中で、モスクワ時間の午前10時30分頃にウクライナ軍が多連装ロケットシステム「RM-70バンパイア」でベルゴロド地方への攻撃を試みたと説明。「ロシア軍の防空システムがベルゴロド地方の上空で9発のロケットを破壊した」と述べた。

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