加首相、毎日辞任考える「クレージーな仕事」 支持低迷も「諦めず」

カナダのトルドー首相は15日、「このクレージーな仕事」を毎日辞めようかと思っているが、次の選挙まではとどまると言明した。オタワで2022年10月撮影(2024年 ロイター/BLAIR GABLE)
カナダのトルドー首相は15日、「このクレージーな仕事」を毎日辞めようかと思っているが、次の選挙まではとどまると言明した。
次回総選挙は2025年10月までに実施される。
最近の世論調査では与党自由党が野党保守党に惨敗すると予想されており、複数の調査機関は15年11月以来続いているトルドー政権に飽きが見られると指摘する。
トルドー氏はフランス語放送のラジオ・カナダとのインタビューで「今このまま闘いを諦めるわけにはいかない」と語った。
辞任を考えたことがあるかとの質問には「毎日辞めようかと思っている。これは、個人を犠牲にするクレージーな仕事だ」と笑って応じた。
さらに、「もちろん大変厳しく、時には大変ひどいものだ。だが、われわれが歩んでいる道はあまりに不安定で、民主主義は世界中で攻撃を受けている」と述べた。


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