侵攻2年の記念にふさわしい勇気、一人で10人のロシア兵を無力化したウクライナ兵の動画を軍が公開
Video Reveals Single Ukrainian Soldier Holding Off 10 Russians

訓練で迫撃砲を放つウクライナ人砲撃手(2023年11月8日、ウクライナ北部)(Photo by Maxym Marusenko/NurPhoto)
<ロシア軍全面侵攻2年目の先週土曜にウクライナ軍が記念に公開した動画は、一人で10人のロシア兵を相手に奮闘したウクライナ兵の勇気を称えるものだった>
ウクライナ軍は、兵士の一人が10人のロシア軍兵士の攻撃を食い止め逆に相手を制圧した動画を公開した。
ウクライナ陸軍の第10独立山岳強襲旅団第8独立山岳強襲大隊(別名エーデルワイス)のテレグラム・チャンネルに投稿された映像は約100秒。10人もいながらたった一人のウクライナ兵を捕まえられない部下にロシア軍司令官が苛立ちを募らせる声も聞こえる。上空でドローンが飛び交うなか、画面の手前にいるウクライナ兵はロシア兵に発砲したり手榴弾を投げつけたりしている。
「左から彼を追い詰めるべきだ」とロシア軍司令官が言うのが聞こえる。「手榴弾を投げつけてやれ」と、親ウクライナの『War Translated』のXチャンネルで共有された映像の中で彼は言った。この動画の再生回数は、投稿された土曜日の午後の時点で28万回を超えた。
ドローンの映像は、煙が立ち上り、指揮官が叫ぶ中、恐ろしいのか、塹壕の周りを這いずり回るロシア兵の姿を映す: 「相手は一人だ!一人だぞ!こっちは10人だ!」

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