最新記事
健康不安説

「トランプの右脚がおかしい!」「健康に問題がある」──大統領選本番、ネットを賑わす健康不安説

Donald Trump's Right Leg in Videos Raises Questions

2024年1月16日(火)19時04分
ベンジャミン・リンチ

アイオワの選挙集会でジェスチャーするトランプ(1月14日)REUTERS/Brendan McDermid

<大統領選本番で盛り上がる、ソーシャルメディアの「問題探し」>

アメリカの大統領選挙が本番に突入するなか、ドナルド・トランプ前大統領の健康不安説がソーシャルメディアをにぎわせている。証拠は今のところないのだが。

【動画】「トランプの右脚がおかしい!」──ソーシャルメディアが怪しいと睨んだトランプの歩き方

複数の反トランプアカウントは、何本かの動画に映っているトランプが足を引きずっていると示唆している。1月15日に開かれたアイオワ州の共和党「党員集会」を前に、トランプが消防士にピザを配達している様子を捉えた動画もそのひとつだ。

 

トランプは上機嫌で、アイオワ州中部のダラス郡ウォーキーの消防隊員に「たくさんのピザ」を持ってきたと語り、周囲から笑いが起きている。この動画は、トランプの上級顧問を務めるジェイソン・ミラーがX(旧ツイッター)に投稿したもので、視聴回数は20万回を超えている。

独立系のニュースネットワーク「マイダス・タッチ」の編集長を務めるロン・フィリップコウスキーはこの投稿をリポストし、トランプが「右の足をずっと引きずっている」と指摘した。

フィリップコウスキーがリポストした動画は72万3000回以上視聴された。

別の動画では、トランプがアイオワ州の「ホテル・フォート・デモイン」に歩いて行く様子が映っている。動画の中でトランプは、現在アイオワ州を襲っている寒波について言及した。

「これはかなりの寒さだ」とトランプが言うのが聞こえる。「今夜は多くの集会を開催し、素晴らしい支援の声をたくさん聞いた。だが、外はひどい天気だ」

「動きがおかしい」相次ぐ指摘

この動画は、保守系メディアのワシントン・エクザミナー誌のサマンサ=ジョー・ロス記者によってXに投稿され、18万5000回以上視聴された。多くのコメントがつけられており、トランプが右脚の動きに問題を抱えているように見えるという指摘が相次いだ。

あるユーザーは、「歩きながら『バランスを崩して』いるように見える」とコメントした。「健康に問題がある、と私は思う!」

別のユーザーは、トランプが「とてもひどい状態に見える」と指摘した。

大統領選挙の候補者争いがヒートアップする中、トランプの健康状態に問題があるのではないかという疑惑や主張はきりがない。現在77歳になったトランプ自身も以前、3度目の大統領選挙に出馬するかどうか決める際、自身の健康状態を考慮したと認めている。

本選挙でトランプの対抗馬になるとみられる81歳のジョー・バイデン現大統領も、健康状態や認知能力に関して、トランプと同様の疑問を突き付けられている。相次ぐ失態や自身の発言がその理由だ。

2人共高齢だけに、「健康不安説」はこれでは終わりそうにない。

(翻訳:ガリレオ)

20250225issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年2月25日号(2月18日発売)は「ウクライナが停戦する日」特集。プーチンとゼレンスキーがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争は本当に終わるのか

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


試写会
米アカデミー賞候補作『教皇選挙』一般試写会 30組60名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    メーガン妃が「アイデンティティ危機」に直面...「必死すぎる」「迷走中」
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    深夜の防犯カメラ写真に「幽霊の姿が!」と話題に...…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 8
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 9
    トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...…
  • 10
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 9
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 10
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中