台湾総統選について問われたバイデンの回答「独立を支持しない」

バイデン米大統領は13日、米国は台湾の独立を支持しないと述べた。同日行われた台湾総統選では中国と距離を置く与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統が当選した。写真は12日に米ペンシルベニア州で撮影したバイデン氏(2024年 ロイター/Leah Millis)
バイデン米大統領は13日、米国は台湾の独立を支持しないと述べた。同日行われた台湾総統選では中国と距離を置く与党・民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統が当選した。
バイデン氏は台湾の選挙について受け止めを問われ、「われわれは独立を支持しない」と答えた。
選挙に先立ち米政府は、いかなる国であれ台湾の選挙に干渉することを容認しないとしていた。
一方、ブリンケン米国務長官は選挙結果を受けて頼清徳氏に祝意を表明。米国は「台湾海峡の平和と安定を維持し、相違点を強制や圧力によってではなく、平和的に解決できるよう取り組む」と強調した。
頼氏や台湾各政党の指導者らと協力し、「米国の一つの中国政策と一致した長年の非公式な関係」を推進することを期待しているとも述べた。


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