これがメイド・イン・チャイナ!?「中国国旗」に火をつける女性...意外な展開を見せる動画が米国でバズる
Video of protester struggling to burn Chinese flag viewed 100k times
Narottam Rabha/Shutterstock
<バイデン米大統領と1年ぶりとなる対面での会談を行った中国の習近平国家主席を批判するデモが会場付近で行われたが...>
アメリカでAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開かれ、その会場周辺ではさまざまな主張を掲げる人々が抗議デモを展開したのだが、その場で何とも「笑えるシーン」が撮影され、大きな注目を集めている。中国共産党を批判するデモ参加者の女性が「中国国旗」に火をつけようとするのだが、意外な展開を見せてしまうのだ。
■【動画】さすがメイド・イン・チャイナ!「中国国旗」に火をつける女性...意外な展開を見せる動画が米国でバズる
11月15日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開幕したAPEC首脳会議の会場周辺に集まった人の多くは、中国の習近平国家主席が率いる体制を批判する抗議デモを行った。この日、習は1年ぶりにジョー・バイデン米大統領と対面での会談を行った。
リベラル派のメディア「MeidasTouch」の編集長を務めるロン・フィリップコウスキーは、ドナルド・トランプ前大統領の長年の盟友であるスティーブ・バノンが組織したとされる抗議デモに参加したある女性が、中国の国旗を燃やそうとして失敗した瞬間を捉えた動画を共有した。
X(旧ツイッター)上に投稿された動画は、右派系チャンネル「リアル・アメリカズ・ボイス」で放送されているバノンの番組「ウォー・ルーム」の一場面だ。ここに登場する男性はバノンに向かって、集まった人々に「中国本土で」聞こえるぐらいの大きな声を上げさせると告げると、デモ参加者たちに「CCP(中国共産党)をやっつけろ」というスローガンを叫ぶようたきつけた。
ライターも旗もメイド・イン・チャイナ?
するとそのすぐ後、画面には一人の女性が映し出された。女性は別の人物が持っている中国の国旗に、ライターで火をつけようとし始める。
女性は何度も国旗に火をつけようとするものの、ライターの火がつかなかったり、すぐに消えてしまったりしてことごとく失敗。最後には諦めて旗を持っていた人物と共に歩き去ってしまった。
フィリップコウスキーはXに「スティーブ・バノンが組織した15日の習近平批判の抗議デモは、思いがけない喜劇の寄せ集めだった」と書き込み、さらにこう続けた。「中国国旗に火をつけるはずが、どうしても燃やせなかった」
本誌はバノンの番組にメールでコメントを求めたが、返答はなかった。
この動画を見た人たちからは、「あのライターはメイド・イン・チャイナかな」「旗はメイド・イン・チャイナじゃなかったみたいだ」「言っとくけど、旗はメイド・イン・チャイナだよ」などのコメントが寄せられた。