ウクライナ「今は選挙できない」演説に「独裁者!」批判も。ゼレンスキーは何と言ったか

「選挙に適した時期ではない」と語ったゼレンスキー UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICEーHANDOUTーREUTERS
<戒厳令の下、選挙が実施できない状況が続くが>
ロシアとの戦争が長引くなか、ウクライナのゼレンスキー大統領は11月6日のビデオ演説で「今は選挙に適した時期ではない」と発言。
選挙について口にするのは無責任で、「今は誰もが国を守ることを考えるべき。われわれは団結する必要がある」とも述べた。
ウクライナではロシアの侵攻後に発令された戒厳令の下、選挙が実施できない状況が続き、先月の議会選も延期された。来年3月予定の大統領選も実施困難との見方がある。
戒厳令は90日ごとに延長され、現時点では来年2月までだ。
「選挙中止」とみられる発言には批判も出ており、X(旧ツイッター)には「ゼレンスキーはウクライナを人質に取り、権力放棄を拒否した。ゼレンスキーは独裁者に格上げされた」との投稿も。
選挙実施に多くの課題があるのは確かだ。何百万人もの避難民が投票できなかったり、投票が確実に集計されない可能性がある。公正性の確保は難しく、ロシア支配下にある東部地域では特にそうだろう。