サウジ、イスラエルとの関係正常化交渉を凍結「パレスチナ問題で譲歩が必要」

サウジアラビアがイスラエルとの関係正常化計画を凍結していることが分かった。サウジ政府の考えに詳しい関係者2人が明らかにした。写真はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子。提供写真。6月7日、ジッダで撮影(2023年 ロイター/Bandar Algaloud/Courtesy of Saudi Royal Court)
サウジアラビアがイスラエルとの関係正常化計画を凍結していることが分かった。サウジ政府の考えに詳しい関係者2人が明らかにした。米国が支援する正常化交渉を先送りするという。
関係者の1人は、当面協議は継続できないとし、再開時にはパレスチナ問題でのイスラエルの譲歩をより優先させる必要があると述べた。
サウジはイスラエルとの関係正常化の見返りに米との防衛条約の締結を求めている。関係筋が以前に明らかにしたところによると、サウジはイスラム組織ハマスとイスラエルによる今回の衝突が起こるまで、国家樹立を目指すパレスチナに対しイスラエルが大幅に譲歩しなくても、合意を受け入れる構えを示唆していた。
サウジ政府にコメントを求めたが、回答は得られていない。
