プーチンは国内の反乱再燃が怖くて攻撃できなくなっている──ウクライナ高官
Putin Rebellions Threaten Russia Defense Against Cunteroffensive: Ukraine
2023年8月2日(水)15時25分
一方、ロシアにおける7月の世論調査では、国民の間でウクライナ戦争に対する支持率が低下している可能性が示された。
モスクワに本社を置く超党派の調査会社ロシアン・フィールドが6月16日〜19日にかけて実施した調査によると、ウクライナとの戦争継続を支持すると答えた回答者はわずか45%で、ロシアは紛争終結のための和平交渉に参加すべきだと答えた人は44%だった。世論調査はロシア全土から1604人を対象に電話で行われた。
この調査では、ロシアが再び兵士を動員することになれば、和平交渉への支持が高まることもわかった。新たな徴兵を必要とする場合でも戦争継続を支持すると答えた回答者は、わずか35%だった。
ロシアの元大物実業家で亡命中のミハイル・ホドルコフスキーは以前、本誌の取材に対し、再び反乱が起きた場合、ロシア連邦保安庁(FSB)内部のプーチン支持は、3分の1未満になるだろうと語っている。