人間の皮膚をなめし革に...ハーバード大学「遺体の部位を密売」事件、購入者が「おぞましい作品」写真を投稿
Woman Posted Human Skull on Instagram Before Harvard Morgue Indictment
マクリーンのアカウントに投稿されていた写真は主に、赤ん坊の人形に恐ろしい表現を加えてリメイクした作品だった。悪魔のような人形や、スティーブン・キングのホラー小説「IT」に登場する有名なキャラクター「ペニーワイズ」のような人形もあったという。
これらの写真を見た人々からコメントが寄せられるようになり、一部の人は、マクリーンが作品に本物の人間の体の一部を使っている疑いがあるとして、作品に興味を持っても関わりを持たないよう警告を発していた。
マクリーンが興味を持ったのは、頭蓋骨だけではなかった。起訴状によれば、彼女はジェレミー・ポーリー被告に人間の皮膚を転売していた。ポーリーはその皮膚を「なめし革」に加工してマクリーンに渡し、それと引き換えに彼女からさらなる皮膚を入手していたという。ポーリーは過去に、遺体の乱用などの罪で逮捕・起訴されたことがある。
起訴状によれば、マクリーンはほかにも、遺体から切断した2人分の顔を600ドルで転売した疑いもあるという。ハーバード大学医学大学院は声明を出し、今回のスキャンダルについて「忌まわしい裏切り」だと称した。