もはや性能はアメリカ製と同等...中国が台湾の空に続々と送り込む「軍事用ドローン」、その真の狙いとは?
DRONES TARGET TAIWAN
台湾周辺に初めて中国軍のドローンが飛来してから、まだ1年もたっていない。見たところは監視などの補助的な役割のようだが、ドローンは有人機に比べて航続距離も滞空時間も長く、一度の出撃で広い範囲をカバーできる。また有人の攻撃機と編隊を組んで飛来していることから、双方の間に高レベルの連携があると考えられる。
もちろん、有人機とドローンの運用がどこまで統合されているかは不明だ。例えば、BZK005のセンサー画像やビデオは有人機(戦闘爆撃機や偵察機)に直接送られているか。あるいは、有人機の乗員が飛行中のドローンを操作し、指示を与えることは可能なのか。こうした点は高度の軍事機密に属するため、まだ分からないことが多い。
いずれにせよ、中国軍は間違いなく有人機とドローンの運用統合を進めており、双方の連携能力を一段と高めようとしている。台湾周辺での一連の挑発的な行動を見れば、それははっきりしている。
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