「ウクライナは既にロシアの防衛戦を突破した」──プリゴジン
Ukraine offensive has "broken through" Russian lines: Prigozhin
南部の前線は、ウクライナ軍による反転攻勢の標的になる可能性が最も高いとされていた地点だ。ここでロシア軍の防衛線を突破すれば、ウクライナ軍はその後さらに南下してメリトポリを解放し、アゾフ海沿岸に進軍して、クリミア半島とロシア本土を結ぶルートを遮断することができる可能性がある。
この地域は現在「破壊的な状況」だとプリゴジンは述べ、さらにこう付け加えた。「ノボドネツコエは既に(ウクライナ側に)奪取された。今後もし(ロシア軍)部隊がさらに5~8キロメートル後退すれば、敵の進軍は制御できなくなるだろう」
「ウクライナ軍がくれば、ここに暮らす住民の二人に一人は最低でもウクライナ軍の味方をするだろう。つまり彼らがベルジャンシクやマリウポリに到達すれば、もう止めることはできないということだ」
本誌はこの件について、ロシア国防省にメールでコメントを求めたが、返答はなかった。
強気の発言は「知名度アップ」が目的か
ウクライナの元国防相で現在は同省の顧問を務めるアンドリー・ザゴドロニュクは本誌に対し、プリゴジンがロシア政府の戦争プランについて公の場で批判を繰り返すのは自分のためだと述べた。
「彼の発言は誇張だと思う」とザゴドロニュクは述べた。「プリゴジンは一時期は(ロシア政府の)役に立つ存在で、その後ロシア軍の指導部に見捨てられて作戦上の役割を失ったので、注目を集めるために大げさな批判をしているだけだ」
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