「3年も気付かずに生活していた恐怖」 中古物件で「隠し階段」を発見した女性住人...階段の先にあったものとは
Woman Discovers Creepy Staircase in Her 100-Year-Old House While Cleaning
写真はイメージです Marieke Kramer/Shutterstock
<100年前に建てられた物件を3年前に購入した女性が、室内を整理しているときに発見したのは謎のガラス製ドアノブだった......>
米ロサンゼルスに住むある女性が、3年前に引っ越してきた自宅の中に「秘密のドア」があるのを発見。そのドアを開いて階段が現れたショッキングな瞬間と、その先へと進んでみた様子を動画に収め、SNSで公開した。
■【動画】自宅で「秘密のドア」を発見...ドアの向こうの階段を進んだ先にあったものとは
この女性は、ロサンゼルス在住のライフスタイル起業家で、吹き替え声優でもあるジュリア・ヘニングだ。彼女は本誌の取材に答え、隠し部屋を見つけたのは吹き替え用スタジオを自宅内に作ろうとして、家具などを移動していたときだったと語った。
「クローゼットの中身をすべて外に出しているときに、クローゼットのドアに近い床から突き出ている小さなガラス製ドアノブに気がついた」
そのクローゼットにはそれまで、コートやさまざまなものをしまっていたそうだ。謎のガラス製ドアノブを見つけ、近づいてよくよく確認したところ、床に蝶番があることにも気がついた。
「そこで、クローゼットを空にして、そのガラス製ドアノブを引っ張ってみたところ、床板が持ち上がって、地獄へとつながるような階段があらわれた」とヘニングは話す。「その時の衝撃と恐怖を想像してほしい。3年ものあいだ、その存在を知らずに暮らしていたのだから、本当にショッキングだった」
家の中で「エネルギー」のようなものは感じていた
「めちゃくちゃ怖かった」とヘニングは続ける。「この家に引っ越してきてからというもの、『エネルギー』のようなものが漂っていることは感じていた」
霊感はないと言うが、家にいると「一人きりではないような」感覚をよく覚えていたという。「知っている限りでは、この家が建てられたのは100年以上前だ」とヘニングは言う。「別の時代のエネルギーが残っているとしてもおかしくはない」
ヘニングは自身のTikTokに、この隠し部屋について一連の動画を投稿した。1本目を見ると、床に小さなドアノブがあり、それを引っ張ると床板が持ち上がって、暗い階下へと降りて行く階段があるのがわかる。「階段を見つけたときは、とにかくぞっとした。とても暗く、何も見えなかったから」とヘニングは振り返る。
しかし、ついに勇気を奮い起こし、隠れ部屋へとつながる階段を下りて行った。動画の撮影には、友人数人も協力してくれた。とはいえ、隠し部屋の内部を見ても、ヘニングらの気は休まらなかった。そこにあったのは、空っぽの棚と、指ぬきだの、おもちゃのミニカーやカードだのが詰まったガラスのビンだった。コンクリートの壁には、「Joe(ジョー)」と「John(ジョン)」という名前も書かれていた。