「メーガン妃が変装して戴冠式に出席している!」と疑われた「口ひげ男性」の正体
Coronation Guest Accused of Being 'Meghan Markle in Disguise' Speaks Out
ウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式(5月6日) Victoria Jones/Pool via REUTERS
<戴冠式に出席していた「口ひげ姿の謎の男」をめぐり、ネット上では「メーガンの変装」説など様々な噂が飛び交った>
5月6日の英国王チャールズ3世の戴冠式に、「メーガン妃が変装してこっそり参加している」と、ネット上で話題になっていたことをご存知だろうか? メーガン妃と子供たちを米カリフォルニアに残し、一家のうちでヘンリー王子だけが出席した戴冠式だが、その場にいたある男性が「メーガン妃の変装した姿」だと疑われたのだ。
■【写真】メーガン妃が変装した姿? チャールズ国王の戴冠式で、注目を浴びた口ひげ姿の男性
ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式の映像をくまなくチェックしていた人々は、出席者の中に薄い色のサングラスをかけた口ひげのある男性を発見。この人物が実はメーガンではないかと推測した。
だが実際にはこの人物は、1995年に発表した「聖なる海の歌声:アディエマス」で有名な作曲家のカール・ジェンキンスだと判明。その後、本人が自らソーシャルメディアに投稿を行い、自分が何者なのか、なぜ戴冠式に出席していたのかを明らかにした。
TikTokの公式アカウント「karljenkinsofficial」に投稿した動画の中で、ジェンキンスは次のように説明した。「私の名前はカール・ジェンキンスだ。国王チャールズ3世の戴冠式に出席したことで、多くの人が私に興味を持っているようだ。私が戴冠式に出席していたのは、戴冠式のために楽曲を制作したからだ」
「戴冠式にいた謎の人物は私だよ」
ジェンキンスはさらに、自分について「変装したメーガンだ」などの憶測が飛び交ったことに言及。「一部の人が私のことを、変装したメーガン妃だと思ったことにはとても驚いた。私が王冠の宝石を盗もうとしていると投稿した人もいた」と書き込んだ。
また彼は、「ちなみに私の首には、これが掛けられていた」と述べてリボンのついたメダルを見せ、こう述べた。「これは爵位を授与される時に貰うものだ。ネクタイの上から首に掛ける。それとタイムズ紙が私の口ひげについて(付けひげではないかと)言及していたが、私は18歳の時から口ひげがある。当時は流行していたんだ。だから戴冠式にいた謎の人物は私だよ。邪悪なことも、驚くようなことも何もないんだ!!」
ジェンキンスは戴冠式で、チャールズ国王とカミラ王妃が王冠を授けられた場所から近い聖歌隊席に座っていた。隣には、同じく戴冠式で楽曲が使用された作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーが座っていた。