最新記事
トラベル

女性タレント、空港で「服装が不適切」だと人前で着替える羽目に...なぜか「より露出度の高い服」でOKに

Women Claim Airline Told Them To Change Their Clothes To Fly: 'Humiliating'

2023年5月6日(土)20時00分
アリス・ギブス
クリッシー・マイヤー

@chrissiemayrpod/Instagram

<ツイッターに着替え前と着替え後の服装を投稿し、公衆の面前で着替えなければならなかったのは「屈辱的だった」と不満を表明した>

アメリカの女性タレント2人が、飛行機の搭乗直前に職員から「服装が不適切」なので着替えるよう要求されたとして、不満をTwitterに投稿したことで話題になっている。2人は公衆の面前で「隠す布などもなく」着替えさせられたと訴え、結果としてもともとの服装よりも露出度の高い服を着て搭乗することになったと主張している。

■【写真】空港で着替えを要求された2人の服装と、着替えたらさらに露出度が増した2人

コメディアンのクリッシー・マイヤーは5月2日、Twitterに当時の様子を投稿し、「アメリカン航空の従業員が、私とキアヌ・トンプソンに飛行機に乗る前にパンツを履き替えるように強要したが、着替えた後のほうが露出度は高くなった」と述べた。

2人は着替える前と後の写真も公開しているが、最初はマキシスカートだったのが、短パンに着替えるように求められたという。マイヤーはニューズウィークに対し、「(搭乗を)待っていたら、腕に触れられて『ちょっとお話できますか』って」と語った。

「覆いなしで着替えなければならなかった」

セキュリティチェックと手荷物検査は問題なく通過した2人だったが、航空会社の従業員から着替えが必要だと告げられたという。「すぐにパンツを履き替えるよう言われた。飛行機に乗らなければならないのに、時間がなくてパニックになった」とマイヤーは振り返った。

2人はすぐにバッグの中を探し、ショートパンツを取り出して、プライバシーが保てる場所で着替えようとした。

トンプソンはニューズウィークに、「恥ずかしがり屋という訳ではないが、『クリッシー、私を隠して』と言うしかないような状況だった。覆いなしで着替えなければならなかった」と話した。「さっとしゃがんでショートパンツを履いたが、その時は下には何もはいていなかった。下着が縫いつけられたスカートを履いていたから」

アメリカン航空のリワードクラブの会員でもあるマイヤーは、プライベートがない場所での着替えを余儀なくされたことにショックを受け、後のTwitterの投稿で、「屈辱的」だと述べている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:大混乱に陥る米国の漁業、トランプ政権が割当量

ワールド

トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も

ワールド

米加首脳が電話会談、トランプ氏「生産的」 カーニー

ワールド

鉱物協定巡る米の要求に変化、判断は時期尚早=ゼレン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 5
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 6
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 7
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 8
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 9
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中