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イルカやクジラより珍しい動物も... 東京の離島が「宝島」と言える理由

2023年4月14日(金)11時30分
※TOKYO UPDATESより転載

温泉に浸かりながらホエールウォッチング

ほかにも八丈島には、ゴツゴツとした玄武岩が広がる南原千畳敷、入浴中にクジラを見られることがあるみはらしの湯、あたり一面に多様なシダ植物が生い茂るヘゴの森ツアー(要予約)などがある。大自然とのふれあいに都会の喧騒を忘れてリフレッシュできそうだ。

ひと足先に家で楽しめる島酒、島モノ

旅に出られるのはまだ先という場合は、島酒がおすすめだ。大島の麦焼酎「御神火」、利島のゆり根を使った「さくゆり」、父島のパッションフルーツを使った「パッション・リキュール」など、東京離島のアンテナショップやインターネットで購入できる島酒も多い。

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イベント会場にも島酒がズラリと並んだ。左から、大島の「御神火」、利島の「さくゆり 華」、神津島の「盛若」、式根島の「地鉈」、八丈島の「島の華」「情け嶋」「江戸酎」

ほかにも島にはたくさんの特産品「島モノ」がある。女性に人気なのは、年貢を椿油で納めていたという利島の「神代椿」。江戸時代に女性たちが髪に飾る横櫛の材料となったツゲの産地、御蔵島のツゲを使った八角箸など、手軽に島気分が楽しめる「島モノ」にも注目だ。

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オレイン酸が約86%と肌になじみやすく、全身を潤すオーガニックオイル「神代椿」

都内とは思えない豊かな自然、透き通った青い海、満天の星、のどかな空気が広がる東京の離島。個性あふれる11の離島の特徴を知って、自分の好み、目的に合う島へ週末や連休にでかけてみませんか。

【映像】ドローンで体感、東京宝島に「むき出しの地球」を見る

取材・文/今泉愛子
撮影/殿村誠二

※当記事は「TOKYO UPDATES」からの転載記事です。
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