反年金改革デモ、パリで警官と衝突 マクロンゆかりの有名カフェにも炎が上がる

年金改革に対する全国的な抗議活動が続くフランスで6日、マクロン大統領が2017年の大統領選挙第1次投票の勝利を祝ったことで知られるパリのカフェ「ラ・ロトンド」近くで警官との衝突が発生した。Guardian News / YouTube
年金改革に対する全国的な抗議活動が続くフランスで6日、マクロン大統領が2017年の大統領選挙第1次投票の勝利を祝ったことで知られるパリの飲食店「ラ・ロトンド」近くで警官との衝突が発生した。ゴミ箱に放火した抗議活動参加者に対し警官らは催涙ガスで対応。ラ・ロトンドの日除けも燃え上がった。
抗議活動参加者は警官に対し瓶などを投げ付けたほか、黒い服を着た無政府主義者が2つの銀行の窓ガラスを破壊。警官1人が石でヘルメットを殴られ、一時的に意識を失ったという。
警察によると、パリでは1820GMT(日本時間7日午前3時20分)時点で計77人の警官が負傷、31人が逮捕された。
労組は6日夜、13日に全国的な抗議活動を再び実施するよう呼びかけた。
