ニュース速報
ワールド

イスラエル首相、「カタールゲート」巡る側近の汚職疑惑で証言

2025年04月01日(火)13時26分

 イスラエルのネタニヤフ首相は31日、自身の汚職疑惑を巡る裁判を途中退席し、側近らがカタール側から資金提供を受けたとされる「カタールゲート」と呼ばれる事件の捜査で証言した。写真はテルアビブで12日代表撮影(2025年 ロイター)

[エルサレム 31日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は31日、自身の汚職疑惑を巡る裁判を途中退席し、側近らがカタール側から資金提供を受けたとされる「カタールゲート」と呼ばれる事件の捜査で証言した。公共放送KANが報じた。

イスラエル警察は同日、カタールゲートを巡る捜査でネタニヤフ氏の側近2人を逮捕したが、それ以上詳しい情報は提供しなかった。首相府の報道官はコメント要請に応じなかった。ネタニヤフ氏に近い筋はKANの報道を確認した。

ネタニヤフ氏はこれまでカタールゲートを自身に反対する運動に動機付けられた「フェイクニュース」だとして否定してきた。

KANと同国紙ハーレツによると、逮捕された側近2人はカタールの海外でのイメージを向上する活動を指揮したり活動に関与したりした疑い。2人は、不正は行っていないと主張している。

またネタニヤフ氏は対内情報機関シンベトのバー長官を解任すると表明していたが、31日にはバー氏の後任に元海軍司令官のシャルビット氏を充てると発表した。ただ最高裁判所は、バー氏の解任に対する異議申し立てを受けた審理が開かれるまで解任を一時的に差し止める仮処分を出している。

バー氏はネタニヤフ氏の側近とカタールとの結び付きを追及する捜査を指揮してきた。このためイスラエル国内では、同氏の解任は捜査の妨害目的だとの批判が噴出し、テルアビブやエルサレムで抗議活動が起きている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

貿易分断で世界成長抑制とインフレ高進の恐れ=シュナ

ビジネス

テスラの中国生産車、3月販売は前年比11.5%減 

ビジネス

訂正(発表者側の申し出)-ユニクロ、3月国内既存店

ワールド

ロシア、石油輸出施設の操業制限 ウクライナの攻撃で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 8
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 9
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中