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アメリカえっ、やりすぎじゃ...? 米ファーストレディと副大統領夫のキス動画が波紋呼ぶ
この直後に…… ダグ・エムホフ(左)とジル・バイデン(右)YouTube/Telegraph
<米国の未来を方針付ける重要なスピーチよりも「奇妙な瞬間」が注目されている>
2月7日夜に米連邦議会で行われたジョー・バイデン大統領の一般教書演説。米議会は現在、上院は民主党、下院は共和党と、多数派が分かれており、野党の共和党に対し、超党派の取り組みの重要性を強調。「共和党の友よ、私たちが前の議会で協力できたのなら、今の議会で協力できない理由はない」と融和を呼びかけた。
米国の未来を方針付けるだけでなく世界が注目する重要なスピーチだが、一方で会場で捉えられた「奇妙な瞬間」に注目が集まっている。
挨拶なのだろうが...
一般教書演説のために集まった観衆に、ファーストレディのジル・バイデン(バイデン夫人)とカマラ・ハリス副大統領の夫でセカンドジェントルマンのダグ・エムホフの姿があった。
バイデン夫人が会場入りし席に向かった際、ダグ・エムホフ氏と笑顔で握手をしたのだが、その時バイデン夫人からダグ・エムホフにキスしたのだ。頰などではなく、唇と唇とが密着する、口づけだ。あっという間の出来事だった。
ニューヨーク・ポスト紙はこのキスの記事のタイトルで「gross(キモい)」と表現。一応、「近くにいる人らは誰もこのキスに動揺しているようには見えなかった」と付け加えた。口と口のキスは、古風だが本来は礼儀正しい仕草であるが、この2人のキスは単なるあいさつ以外にも深い意味があるかもしれない、とTMZ誌は分析している。
カメラの角度によっては、意図的に、またはお互いの動きを読み違えて事故的にこうなったと伝えるのは米スレート誌面。この問題は英タブロイド紙デイリー・メールに大文字で扱われている。「何が...起こっているのか...何が起こっているのですか?」キス動画を見た多くが、こんな気持ちになっただろう。
Twitterには「#swingers」が出現。一般教書演説を「乱交パーティー」と呼び、反応の一部のユーザーは「妻の交換」を称賛したと、ニューヨーク・ポスト紙。
バイデン夫人もダグ・エムホフも、それぞれがファーストレディとセカンドジェントルマンの役割を全うしてきた。品行方正で失言は最小限。バイデンとハリスの協力体制を影から支えていた。
ダグ・エムホフは一流女性誌のインタビューで、副大統領の妻を支える弁護士で父親、そしてセカンド・ジェントルマンとして、世間に好印象を持たれている。「妻をとても大切にしている、良きサポーターでもある」彼がこのような大舞台で大きく注目されるのは不運だったとしか言えない。