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爬虫類よく見たら2匹... 捕獲したヘビの口からもう1匹が顔を出す
(写真はイメージです) Ken Griffiths-iStock
<ベテラン業者でも「見たことがない」というほど......>
ヘビの捕獲・駆除を専門とする業者も「初めて見た」と驚くほど珍しい映像がオーストラリアで撮影された。
通報を受け、クイーンズランド州オーモーの民家に駆け付けた「South East Reptile Relocations」のミッチェル・ソーバーンは、ヘビの口からもう1匹のヘビが顔を出しているのを目の当たりにする。
ソーバーンはこのときの映像をフェイスブックに投稿し、大きい方がアカハラクロヘビ(学名:Pseudechis porphyriacus)、頭を出した色の違う小さな方はイースタンブラウンスネーク(学名:Pseudonaja textilis)の幼体だと書き添えた。ほとんど飲み込まれているにもかかわらず、頭だけ出したヘビの方も舌を動かしているのが分かる。
この投稿には200人以上のユーザーがコメントを残しており、なかには「8年間捕獲にあたってきたが一度も見たことがない」という同業者の声も見られた。
アカハラクロヘビは体長約1.5~2メートルで豪東海岸で最もよく見られるヘビの一種だ。咬傷被害も毎年数多く報告されている。ただし、オーストラリアン・ジオグラフィック誌によると、オーストラリアに生息するほかのヘビと比べれば毒は弱いという。一方、イースタンブラウンスネークは強い神経毒を持ち、国内で最も多くの死者を出す危険な種として知られている。
この両者は成長すると概ね同じ大きさになり、今回とは逆にイースタンブラウンスネークがアカハラクロヘビを捕食することもある。
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