台湾有事で想定される死傷者数、自衛隊への被害は? 米模擬実験
GO FIGURE
2023年1月17日(火)13時40分
ANN WANGーREUTERS
<米有力シンクタンクCSISが台湾有事を想定した模擬実験を実施。その結果によると台湾防衛の代償は高くつくようだ>
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が1月9日、中国による台湾侵攻を想定した24のウォーゲーム(図上演習)の結果を発表した。
ほぼ全てのシナリオにおいてアメリカ、台湾、日本が中国の侵攻を失敗に追い込むことになるが、防衛側にも甚大な被害が生じるとの結果が出た。
最も楽観的な予測と最も悲観的な予測を除く標準的なシナリオで、台湾軍の死傷者は3500人、米軍の死傷者と行方不明者は1万人近くに上る。
中国軍の死傷者は7000人で、そのほか7500人が台湾への航海中に攻撃により死亡すると予測される。
日本の自衛隊は軍用機112機と艦船26隻を失うという。
1万人
米軍の死傷者と行方不明者
3500人
台湾軍の死傷者
1万4500人
中国軍の死傷者
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着