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銃乱射

多くの銃乱射事件で民間人が犯人制圧、または発砲 それでも「銃はいらない」?

2022年12月26日(月)14時09分
シーリーン・アリ

施錠された安全な場所からわざわざ出て犯人を止めようとする必要はないと、マータンデールは強調する。ドアを閉めたり犠牲者をすぐに救助するなど、もっと小さな行動でも大きな意味があるかもしれない。「誰かが救急車よりも早く病院に連れて行ったり止血したりしたおかげで、多くの人の命が救われた」

非武装の民間人が犯人を制圧できるなら、武装した民間人はどうか。テッド・クルーズ上院議員のような共和党の政治家は「銃を持った善人」の存在意義を強調するが、それを支持するデータはないと、マータンデールは言う。「多くの場合、武器を持つ人々がその場で発砲すると、被害が拡大する可能性がある」

例えば、犯人との距離が近すぎて危険な場合もある。民間人が銃を撃ちまくれば、現場に到着した警官が犯人を特定するのも困難になる。

ALERRTの分析によると、警察の現場到着前に終わった249件のうち、民間人が犯人に発砲したのは22回。犯人を物理的に制圧した42回より少なかった。

©2022 The Slate Group

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