ジョンベネの殺害・児童5人の失踪──多くが未解決、クリスマスに起こった5件の悲劇的事件
The Five Christmas Mysteries That Have Stunned Authorities
身元は20年以上ものあいだ、不明のままだった。だが今年に入り、DNA鑑定と家系図を用いた調査によって、ついに「クリスマスツリーの女」が特定された。彼女はジョイス・マリリン・マイヤー・ソマーズ。アイオワ州ダベンポートの出身で、『DNASolves.com』によれば、彼女は5人兄弟の長女であった。
死亡時、彼女の捜索願は提出されておらず、近所に住む家族もいなかった。親族は私立探偵を雇って彼女を探したが、これといった成果はなかったのだという。
5. モーリン夫婦殺害事件
1985年のクリスマスイブ。ワシントン州エセルにある自宅近くの森の中で頭を撃たれた老夫婦の遺体が発見された。殺されたのはエド・モーリンとその妻であるミニー。夫婦の身に一体何が起こったのか。
事件の真相は目撃者の証言により、2012年になってようやく解明。2010年以降の調査で、モーリン夫婦が地元の悪名高いドラッグ・ディーラー、ジョン・グレゴリーとリック・リフに誘拐され、現金8500ドルの引き出しを強要されていたことが判明した。
誘拐された後、夫婦は森の中に連れて行かれ、車の中で射殺された。目撃者たちは犯人からの報復を恐れ、名乗り出なかった。しかし数年後、グレゴリーとリフは、彼らがモーリン家の車を運転しているところを見た目撃者の証言によって、容疑者として浮上したのだ。
結果、グレゴリーは逮捕される前に死亡したが、リフは2件の第一級殺人、2件の第一級強盗、1件の第一級強盗の罪で起訴された。彼は有罪となり、103年の懲役を言い渡された。