「ドイツ帝国は存続中」貴族の末裔「ハインリッヒ13世」クーデター未遂事件、ドイツの悪しき伝統とは?
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2022年12月13日(火)11時41分
陰謀論はドイツの政治家を脅かしている。19年6月にはCDUの地方政治家ワルター・リュブケが極右の男に射殺された。極右過激派の陰謀論はドイツ治安当局や連邦軍にも入り込んでいる。与党の政治家たちはこの現状からあまりにも長く目を背けてきた。
あらゆる民主主義政党の政治家たちが、7日の治安当局による強制捜査を、民主主義を守る法治国家ドイツの力を見せつけるものとして歓迎した。その一方で、昨年1月6日の米連邦議会襲撃との類似点も指摘された。
今回のクーデター未遂はドイツとアメリカの民主主義が、自然法則のように堅牢なものではなく守る必要があることを改めて認識させた。民主主義の敵の検証は始まったばかりなのだ。
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