ウクライナ在外公館に動物の目などが入った小包 警備を強化へ
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ウクライナ外務省は、複数の在外公館に動物の目など異物が入った不審な小包が届いたと発表した。先月30日にはスペイン首都マドリードのウクライナ大使館に届いた手紙が爆発し職員が負傷する事件が起きている。写真は11月30日、マドリードのウクライナ大使館前に立つ警官(2022年 ロイター/Juan Medina)
ウクライナ外務省は2日、複数の在外公館に動物の目など異物が入った不審な小包が届いたと発表した。先月30日にはスペイン首都マドリードのウクライナ大使館に届いた手紙が爆発し職員が負傷する事件が起きている。
外務省報道官によると、不審な小包が届いたのはハンガリー、オランダ、ポーランド、クロアチア、イタリアの大使館、ナポリなどの総領事館。独特の色と匂いを持つ液体に動物の目が浸されていたりしたという。
報道官はフェイスブックで「このメッセージの意味を検証している」とし、クレバ外相が関係する全ての在外公館に警備の強化を指示したと説明した。
