ノースカロライナ州の大規模停電3日目に 当局「2カ所の変電所狙った組織的な事件」
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米ノースカロライナ州の変電所で3日に発生した銃撃事件を受け、ムーア郡で数万世帯が停電を余儀なくされてから3日が経過した。4日撮影(2022年 ロイター/Jonathan Drake)
米ノースカロライナ州の変電所で3日に発生した銃撃事件を受け、ムーア郡で数万世帯が停電を余儀なくされてから3日が経過した。当局は2カ所の変電所を狙った組織的な発砲事件として捜査を続けている。
この地域に電力を供給している電力大手デューク・エナジーによると、6日朝時点でも依然として3万5000世帯超が停電している。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者団に「重要なインフラへの明らかな攻撃を非難する。エネルギー省は地域電力会社と協力し、可能な限り迅速かつ安全に電力を復旧させるために必要な全ての手段を確保している」と述べた。
デューク・エナジーの広報担当者によると、変電所の損傷が大きく特殊な部品や修理が必要なため、停電は7日か8日まで続く可能性がある。
