また不正?投票機不具合で有権者ピリピリ、2024年大統領選まで尾を引きそうな多発ミス
'Stay in Line' Trends as Voters Face Technical Issues Nationwide
セキュリティの専門家は、中間選挙後に投票機の精度に関する誤った苦情が急増すると予測しており、8日に技術的な問題が発生したことで、さらに増える可能性があると述べている。
レコーデッド・フューチャーは選挙前日の7日の時点で、投票システム製造企業が「中間選挙の結果を改ざんする」ために利用されることを匂わせる根拠のない主張が、「主流、非主流を問わずさまざまなソーシャルメディアのさまざまな分野」にすでに登場していると報告した。
レコーデッド・フューチャーのアナリストは「11月8日の投票日から数日から数週間にわたって選挙の不正を訴える主張が増えていく可能性はかなり高い。しかもこの手の話は、2024年の大統領選挙に向かってずっと続いていくだろう」と本誌に語った。
誤報や意図的なニセ情報の標的となる可能性が最も高い投票システム製造企業は、ドミニオン投票システムズ、スマートマティック、選挙システム&ソフトウェアの3社。いずれも2020年の大統領選挙後に根拠のない不正疑惑に直面した企業だ、とレコーデッド・フューチャーの報告書は述べている。
ドミニオンとスマートマティックは、選挙不正の主張をめぐり、ドナルド・トランプ前大統領の支持者や右派メディアに対して複数の名誉毀損訴訟を起こしている。
<追記>
ドナルド・トランプ前大統領とその支持者は、ジョー・バイデンに負けた前回大統領選の結果が不正だったと主張しており、今回も早速、投票に問題があったアリゾナ、ペンシルバニア、ミシガンを含む各州では抗議をせよと呼びかけている。これは、共和党支持者に投票をさせないための陰謀だというのだ。自身のSNSを使った無数の投稿で、トランプは「前回のことを忘れるな」と繰り返している。
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